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注文書ファクタリングとは | おすすめ会社5選 仕組み・注意点を解説

ファクタリング
注文書ファクタリングとは

注文書ファクタリングとは

注文書

注文書ファクタリングとは、取引先から受け取った注文書や発注書、受注書などをもとに、商品の納品やサービスの提供前(請求書を発行する前の段階)で現金化できる資金調達手法です。

一般的なファクタリング(請求書ファクタリング)は、納品後に発行した確定済みの売掛金(売掛債権)を買い取るのに対し、注文書ファクタリングは受注直後の非常に早い段階で手元資金を確保できる点が最大のメリットといえます。これにより、受注に伴う原材料の仕入れ費や外注費、人件費などの先行費用をスムーズに賄うことが可能です。

ただし、まだ納品が完了していない「将来発生する売掛金」を対象とする取引であるため、ファクタリング会社側のリスクが大きくなります。

そのため、通常の請求書ファクタリングに比べて審査の手続きが厳格になりやすく、手数料も高めに設定される傾向がある点には注意が必要です。

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請求書ファクタリングとの違い

請求書ファクタリングは、商品の納品やサービスの提供がすべて完了し、請求書を発行して売掛金(売掛債権)の額面が「確定」した段階で初めて利用可能になります。

これに対して注文書ファクタリングは、納品前の「受注」の段階で相談や申込ができるため、手元に資金を確保できるタイミングが圧倒的に早いという決定的な違いがあります。

しかし、まだ納品が完了していない取引を対象とするため、ファクタリング会社側にとってはリスクが伴います。具体的には、途中で案件自体が中止になったり、納品の遅延や検収不合格によって売掛金そのものが消失してしまったりするリスクのほか、売掛先からの支払いが遅れる可能性などが懸念されます。

このように、より早い段階で資金調達ができるメリットがある反面、手数料のハードルも上がりやすくなるのが特徴です。

請求書ファクタリングの基本的な仕組みは、ファクタリングとは?メリット・デメリットを解説で詳しく紹介しています。

注文書ファクタリングの具体的な仕組み

注文書ファクタリングでは、取引先から正式に発行された注文書や発注書という確かなエビデンスをもとに、将来的に発生する売掛金(売掛債権)の価値を見極め、先取りする形で現金化を行います。

審査のプロセスにおいて、ファクタリング会社は注文書の額面だけを見るのではなく、具体的な取引内容や納品・支払いにいたるまでのスケジュール、そして何よりも「売掛先が期日通りに決済できるだけの信用力があるか」を多角的に確認します。

審査を無事に通過することができれば、提示された手数料を差し引いた買取代金が、利用者の指定口座へと速やかに入金される仕組みです。

注文書ファクタリングが向いている業種

注文書ファクタリングは、建設業や製造業、システム開発、広告制作、イベント運営、運送業など、案件を受注した直後から資材の仕入れ費や外注費、人件費といった先行費用が発生する業種と非常に相性が良いでしょう。

特に建設業などは、着工前の支払いが大きい一方で、最終的な入金までに長い期間がかかる傾向にあります。手元の運転資金が足りないために、せっかくの大型案件を受注見送りせざるを得ない事業者も少なくありません。

そのため、注文書ファクタリングを活用すれば、受注段階で必要な着手金を確保できるため、貴重なビジネスチャンスを逃さずに安心して案件へ着手できます。

 

注文書ファクタリングおすすめ会社の比較ポイント

注文書と請求書

会社を選ぶ前に、どのようなポイントを比較・検討すべきかを詳しく解説します。

注文書ファクタリングに対応しているファクタリング会社は通常の請求書ファクタリングよりも少ないため、手数料やスピードだけでなく、対象者や買取可能額、必要書類、業種対応までしっかりと確認する必要があります。

注文書・発注書の買取に対応しているか

ファクタリング会社の中には、請求書のみ取り扱い可能で、注文書ファクタリングには対応していない会社も存在します。

そのため、事前に公式サイトで「注文書・発注書対応」や「請求書発行前に相談可能」といった記載があるかを必ず確認しておきましょう。もし明記されていない場合でも、申込前に電話やフォームから直接お問い合わせすることが重要です。

万が一、注文書段階での調達が難しい場合は、請求書を発行した後に即日ファクタリングおすすめ15社で紹介している会社への相談も検討しましょう。

手数料の相場と追加費用の確認

注文書ファクタリングの手数料は、一般的な請求書ファクタリングよりも高めに設定される傾向があります。これは、納品前で売掛金が未確定な分、ファクタリング会社側の未回収リスクが高くなるためです。

そのため、公式サイトにある「下限手数料」の安さだけで判断せず、見積もり後の手元に残る「実際の入金額」で比較することが欠かせません。

また、契約費用や登記費用、振込手数料、事務手数料といった追加費用が別途発生しないか、事前にチェックしておきましょう。

注文書ファクタリングの審査基準と準備のコツ

注文書ファクタリングの審査では、売掛先の信用力や入金日に加え、注文書自体の信頼性、そして利用者側に「期日までに確実に納品できる能力があるか」が多角的に審査されます。

特に初回取引の案件や、売掛先が個人・フリーランスの場合、審査が慎重になる傾向があります。そのため、過去の入金履歴(通帳)、基本契約書、見積もり書、発注メール、納品計画書などを事前に揃え、取引の確実性を証明できる材料を用意しておくことで、スムーズに審査を進めることができます。

当然ながら、注文書段階で「審査なし」で利用できる正規のサービスは存在しないため、事前の入念な書類準備が不可欠です。

利用対象(法人限定か個人事業主対応か)の確認

注文書ファクタリングは、ファクタリング会社の未回収リスクの高さから、法人が対象とされているケースが中心です。

個人事業主の場合、法人より信用情報が限られることや、債権譲渡登記の手続き上の兼ね合いから、対応できるファクタリング会社が限られます。

審査落ちを防ぐためにも、事前に「個人事業主でも利用可能か」「売掛先は法人限定か」「最低買取金額はいくらか」の3点をしっかりと確認しておきましょう。

 

注文書ファクタリングおすすめ5選

財務再生支援センター

サービス名 財務再生支援センター
取り扱いサービス 注文書ファクタリング/2者間/3者間/診療報酬/介護報酬/財務コンサルティング
買取可能額 100万円~4億円
契約方法 来店/訪問/オンライン
入金スピード 最短即日

財務再生支援センターは、受注時点で現金化できる注文書ファクタリングに強みを持つファクタリングサービスです。請求書発行前の案件着手時にすぐ資金を確保できるため、材料費や外注費の先行投資が必要な事業者におすすめです。

申込総額350億円超の実績と22事業展開している大手グループの安定感に加え、手数料は2%~8%と明記されているため安心して相談・利用することができます。

さらに資金調達に止まらず、専門資格を持つプロの財務コンサルティングなどを受けられる点が大きな特徴です。中長期的な財務体制の強化や事業再生を目指す事業者に最適なサービスでしょう。

アクセルファクター

サービス名 アクセルファクター
取り扱いサービス 注文書ファクタリング/2者間/3者間/診療報酬/介護報酬
買取可能額 30万円~3億円
契約方法 オンライン/来店/訪問
入金スピード 最短2時間

アクセルファクターは、受注段階で早期現金化できる注文書ファクタリングに柔軟に対応するサービスです。オンライン契約により来店不要、大手グループの資金力を背景に数億円の高額利用にも対応します。

赤字決算や税金滞納、開業直後でも相談できる審査の柔軟性が大きな強みといえるでしょう。

注文書買取でも2者間・3者間双方に対応しているため、取引先に知られず先行資金を確保できます。資金繰り改善や事業再生を見据えた誠実なサポートを求める事業者におすすめです。

 

CashN

サービス名 CashN
取り扱いサービス 注文書ファクタリング/2者間
買取可能額 5万円~50万円
契約方法 オンライン
入金スピード 最短20分

CashNは、50万円以下の少額調達に特化した、オンライン完結型のファクタリングサービスです。個人事業主やフリーランス向けでは非常に珍しい「注文書ファクタリング」に対応している点が最大の強みです。

独自審査AIの導入により、最短20分のスピード入金と審査通過率93%を誇ります。他社で後回しにされがちな少額案件でも、スマホやPCから来店不要で手軽に利用することが可能です。

受注直後の材料費や外注費といった先行費用を最速で確保したい、小規模事業者に最適なサービスでしょう。

BESTPAY

サービス名 BESTPAY
取り扱いサービス 2社間/注文書/受注書
買取可能額 100万円~3億円
契約方法 来店/訪問
入金スピード 最短翌日

BESTPAYは、受注時点で早期に現金化できる注文書買取に特化したファクタリングサービスです。

発注先の承諾が不要な2者間取引を採用しているため、取引先に知られることなく安心して手続きを進められます。

手数料は5%〜と通常の請求書買取と同等の低コストで、本審査から最短翌日に入金が可能となっています。

また、100万円から最大3億円まで対応が可能。そして、利用者が未回収リスクを負わない「ノンリコース契約」を徹底しているため、安全かつ内密に先行費用を確保したい事業者に最適です。

 

GMO BtoB早払い

サービス名 GMO BtoB早払い
取り扱いサービス 注文書/2者間
買取可能額 100万円~1億円
契約方法 オンライン/来店/訪問
入金スピード 最短2営業日

GMO BtoB早払いは、東証プライム上場グループが提供する注文書買取対応可能のファクタリングサービスです。納品前の受注段階で現金化でき、プロジェクト始動時の資材調達費や外注費を事前にカバーできます。

通知不要の2者間取引により、最短2営業日での現金化が可能。注文書ファクタリングとしては破格の「手数料1%〜」という業界最安水準の低コストが魅力です。

上場グループならではの確かな資本力と高い安全性があり、リスクを抑えてビジネスを拡大したい事業者におすすめのサービスです。

 

注文書ファクタリングのメリット

注文書ファクタリングには、「早期現金化」「受注機会の確保」「借入との違い」という3つのメリットがあります。

請求書の発行を待たずに現金化ができるため、資材費などのコストが先行する案件でも、受注機会を逃さず前向きに着手することができます。また、金融機関からの借入とは異なるため、信用情報にも影響しません。

ただし、利用にあたってはいくつかの注意点もあるため、総合的に判断しましょう。

請求書発行前に資金を確保できる

最大のメリットは、納品後の請求書発行を待たずに資金調達が検討できる点です。

受注直後に仕入れ費用や外注費、人件費などが急に必要になった場合でも、注文書をもとに現金化できる可能性があります。

請求書ファクタリングに比べると現金化のタイミングが早いため、案件開始前の資金不足にも柔軟に対応が可能です。

大きな案件を受注しやすくなる

手元の資金に余裕がない場合、せっかく大型案件の打診があっても、先行費用が用意できずに受注を断らざるを得ないケースがあります。

しかし、注文書ファクタリングを活用すれば、受注後(着手前)の段階で必要な運転資金をスピーディに確保することができます。

特に、材料費や外注費の前払いが発生しやすい建設業や製造業においては、資金不足による機会損失を防ぐことができるでしょう。

借入を増やさずに資金調達できる

ファクタリングは売掛金(売掛債権)の「売買」であり、銀行融資のような「借入」ではありません。そのため、企業の負債を増やすことなく資金を調達することができます。

「将来の大規模な設備投資に向けて銀行の借入枠を温存したい」という場合や、「融資の審査を待つ時間がない」といった緊急性の高いシーンにおいて、非常に有効な選択肢となります。

また、自社の借入状況が気になる方は、借入依存度の計算方法と目安も参考になります。

注文書ファクタリングのデメリット・注意点

注文書ファクタリングは便利な資金調達手段ですが、利用前に押さえておくべき注意点もあります。

通常の請求書ファクタリングに比べ、注文書は「納品や請求がこれからの状態」であるため、ファクタリング会社側の未回収リスクが高くなります。そのため、手数料が通常に比べ、高めに設定されており、審査もより慎重に行われる傾向があります。

また、近年は金融庁からも「ファクタリングを装った違法な闇金業者」への注意喚起が出されています。「手数料が相場よりも異常に高い」「債権の買取ではなく実質的な貸付け(借入)になっている」といった場合は違法業者の可能性が高いため、事前の確認を徹底しましょう。

手数料が高くなりやすい

注文書ファクタリングの手数料は、一般的な請求書ファクタリングと比較して高めに設定される傾向があります。

その理由は、納品前の段階で現金化を行うため、「案件が途中で頓挫して完了しないリスク」や「最終的な売掛金の額面が確定しないリスク」をファクタリング会社が負うことになるからです。

手数料が高くなると、実際に受け取れる金額が大きく減少し、該当案件の利益を圧迫してしまう可能性があります。

そのため、利用を開始する前には、案件の粗利や必要資金、そして手数料を差し引いた後の入金額を事前に確認しておくことが重要です。

審査が厳しくなりやすい

注文書ファクタリングの審査では、売掛先の信用力だけではなく、利用者がその案件を確実に完了できるかという点も厳しくチェックされます。

特に、以下のような条件に該当する案件は、審査が慎重になりやすい傾向があります。

  • 過去に取引実績がない売掛先からの注文書
  • 納品・完了までの期間が長い案件
  • 売掛先の信用情報や財務状況が弱い案件

また、以下のような場合、審査では不利になりやすいです。

  • 注文書に記載されている内容が曖昧
  • 金額や納期が不明確
  • 正式な発注書ではない

審査の通過率を上げるためには、契約書や発注メール、過去の取引履歴、詳細な納品計画など、案件の確実性を証明できる補足資料をあらかじめ用意しておくことが重要です。

対応会社が限られる

注文書ファクタリングに対応している会社は、請求書ファクタリングを取り扱うファクタリング会社に比べて、少ないのが現状です。

そのため、条件を比較できるファクタリング会社の選択肢自体が限られてしまい、結果として手数料や入金スピードの面でも好条件を選びにくくなります。 少しでも有利な条件で資金調達を行うためには、1社だけで即決するのではなく、複数社に確認して提示された見積もりをしっかりと比較することが大切です。

もし注文書の段階で条件が折り合わない場合は、納品を完了させて請求書を発行した後に、通常の請求書ファクタリングを利用する方法もあわせて検討するとよいでしょう。

注文書ファクタリングの審査で確認されるポイント

利用を検討する際、「請求書がない段階で、本当に審査に通るのだろうか」と不安に感じる方も多いと思います。

注文書ファクタリングの審査では、通常の請求書ファクタリングとは異なり、「これから着手する案件が確実に完了するか」というリスクも評価対象となります。

ファクタリング会社がどのようなポイントをチェックしているのかを事前に理解し、適切な資料を準備しておくことが重要です。

ここでは、審査で見られるポイントと、用意すべき具体的な資料について詳しく解説します。

注文書の信頼性

注文書ファクタリングの審査において、提出する注文書が「正式な書類」であるかは、重要なポイントです。 具体的には、発注者名や受注者名はもちろん、金額、納期、支払条件、そして業務内容がしっかり明記されているかを確認されます。

メールだけのやり取りや、金額・納期が曖昧な資料のままでは、架空取引などのリスクを疑われ、ファクタリング会社から追加の事実確認を求められることがあります。取引先の押印があるものや、システムから出力された正式な発行形式の書類を用意し、注文書の信頼性をスムーズに証明しましょう。

万が一、注文書の記載内容に不足がある場合は、基本契約書や見積もり書、発注にいたるまでのメールの履歴などもあわせて用意しておくのがおすすめです。

売掛先の信用力

ファクタリング会社は、最終的に売掛先の信用力を何よりも重視して審査を行います。

売掛先が上場企業や大手企業、官公庁などの公共機関、あるいは過去に何度も取引がある継続取引先である場合は、未回収リスクが低いと判断し、審査で高く評価されやすくなります。

一方で、売掛先が個人事業主や設立されて間もない会社の場合は、信用情報の担保が難しく、審査が厳しくなる可能性があります。

ただし、売掛先の規模が小さくても、過去に同じ取引先から期日通りに入金された実績があれば、審査を有利に進められるため、通帳のコピーなどを準備しておきましょう。

納品までの期間と案件完了の見込み

注文書ファクタリングは納品前の段階で現金化を行うため、「案件が予定どおりに完了し、無事に請求書が発行されるか」という点も重要な審査基準です。

一般的に、納期までの期間が長いほど、途中で仕様変更やプロジェクトの中断、あるいは売掛先の経営悪化といったトラブルが発生するリスクが高くなります。

そのため、資材の確保状況や人員配置、外注先の選定、具体的な工程表などを用いて、案件を確実に完了できる根拠をファクタリング会社へ説明できる状態が理想的です。

特に長期案件が多くなりがちな建設業や制作業では、見積もり書や工程表も審査を有利に進める補足資料になります。

過去の取引実績

初めて取引を行う売掛先の案件よりも、過去に継続的な取引があり、すでに入金実績がある売掛先のほうが、ファクタリング会社に対して取引の安全性が証明しやすくなります

実績を証明するために、過去の通帳の入金履歴や、これまでに発行した請求書、契約書、納品書などをセットで用意しておきましょう。

仮に過去の取引実績がない「初回取引」の案件であっても、売掛先自体の信用力が高い場合や、契約内容が明瞭だと、審査に通る可能性は十分にあります。

ただし、これまでの実績が少ない(または無い)場合は、安全性を確認するために多くの追加資料を求められやすい傾向にあるため、事前の準備が不可欠です。

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注文書ファクタリングを利用する流れ

「注文書だけで本当に申込ができるのか」「どのタイミングで審査が行われ、入金後は何をすべきなのか」など、初めて注文書ファクタリングを利用する際は多くの不安や疑問が生じます。

全体の流れを事前に把握しておくことで、手続きをスムーズに進められるだけでなく、準備不足による審査落ちを防ぐことができます。

ここでは、申込から現金化、そして案件完了までの具体的な4つのステップを詳しく解説します。

注文書・発注書を準備する

まずは、現金化を希望する案件の注文書、発注書、受注書などを準備します。 書類を準備する際は、以下の項目が漏れなく確認できるかを必ずチェックしてください。

  • 金額、納期、支払条件
  • 詳しい業務内容
  • 発注者名(売掛先名)

注文書に記載された情報だけでは審査に不足があると判断される場合に備えて、基本契約書や見積もり書、発注にいたるメールの履歴、過去の入金履歴(通帳のコピーなど)もあわせて手元に用意しておくと安心です。

なお、必要書類はファクタリング会社によって異なるため、事前の確認を推奨します。

ファクタリング会社へ申込をする

注文書ファクタリングに対応しているファクタリング会社を選び、Webサイトの専用フォーム、電話、メールなどから申込を行います。

申込の際には、以下の情報をできるだけ具体的に伝えると、その後のやり取りがスムーズになります。

  • 資金が必要な期日、希望の入金方法
  • 案件の具体的な内容
  • 納品予定日、売掛先からの入金予定日

特に資金調達を急いでいる場合は、「いつまでに入金が必要か」を明確に伝えましょう。

また、注文書の段階で対応が可能か明記されていない場合は、申込の初期段階で確認しておくことがタイムロスを防ぐコツです。

審査・見積もりを受ける

申込が完了すると、ファクタリング会社による審査が始まります。審査では、提出した注文書の内容、売掛先の信用力、利用者の案件完遂能力、必要書類に不備がないかなど、総合的に確認されます。

審査が完了すると、ファクタリング会社から以下の条件が提示されます。

  • 買取可能金額(調達できる金額)
  • ファクタリング手数料
  • 入金予定日、契約方式(2者間、3者間)

提示された条件を確認し、「必要な資金を十分に確保できるか」「手数料を差し引いても案件の利益がしっかりと残るか」を確認しましょう。

もし提示された条件に納得がいかない場合は、契約を締結する前に条件の見直しを相談するか、利用を再検討する必要があります。

契約・入金後に案件を進める

提示された条件に同意したら、正式に契約を締結し、買取代金の入金を受けます。

入金された資金は、資材の購入費や外注費、人件費など、その案件を遅滞なく遂行するために必要な支払いに充てましょう。

無事に納品が完了した後は、通常の取引先への請求及び入金回収の流れに従って対応します。

契約方式(2者間ファクタリング、または3者間ファクタリング)によって、売掛金の回収後に「自社からファクタリング会社へ支払う」のか「売掛先から直接ファクタリング会社へ支払われる」のか、支払い先や流れが変わるため、必ず契約前に確認・把握しておいてください。

注文書ファクタリングが難しい場合の代替策

注文書ファクタリングは非常に便利な資金調達手段ですが、納品前の段階で現金化するという性質上、通常の請求書ファクタリングよりも審査のハードルが高くなる傾向があります。

また、注文書ファクタリングに対応しているファクタリング会社が少ない点もデメリットです。

そのため、注文書ファクタリングにこだわらず、自社の状況や緊急度に合わせて別の選択肢も視野に入れておくことが大切です。

請求書発行後に通常のファクタリングを利用する

注文書の段階で審査に通らなかった場合でも、請求書を発行した後であれば、通常の請求書ファクタリングを利用できる可能性が十分にあります。

請求書ファクタリングは、すでに売買の対象となる売掛金の金額が確定しているため、注文書ファクタリングに比べて対応しているファクタリング会社の数が非常に多いのが特徴です。

着手金や前払いを取引先に相談する

案件を着手・遂行する前の資金不足が問題なのであれば、取引先に対して着手金や前払いの相談・交渉を行うのも一つの方法です。

特に材料費や外注費、人件費が先行して発生するような大型案件では、あらかじめ費用の一部を前払いしてもらうケースもあります。

取引先との関係性が良好であれば、この「支払い条件の変更」がファクタリング手数料の負担を発生させず、最もコストを抑えられる解決策になります。

ただし、条件交渉にはどうしても一定の時間や調整が必要となるため、急ぎで資金が必要な場合は、ファクタリング会社への申込手続きと並行しながら検討を進めるのが現実的です。

銀行融資やビジネスローンを検討する

手数料を極力低く抑えたい場合や、まとまった資金を中長期にわたって活用したい場合は、銀行融資やビジネスローンによる借入も有力な選択肢となります。

ただし、これらの融資は審査や実際の入金までに数週間から数ヶ月単位の時間がかかることが多く、自社の決算内容や信用情報も厳しくチェックされます。 そのため、数日以内の急な支払いには間に合わない可能性もあります。

「スピードを最優先するならファクタリング」「コストを最優先するなら融資による借入」というように、資金が必要になる時期に合わせて明確に使い分けることが重要です。

また、資金繰りが慢性的に悪化している場合は、単発の資金調達だけでなく、中長期的な返済計画の作成や固定費の見直しなど、根本的な財務改善にも取り組みましょう。

注文書ファクタリングに関するよくある質問

注文書ファクタリングは、請求書の発行前に資金調達ができる便利な仕組みですが、利用にあたって疑問や不安を抱く方も少なくありません。

ここでは、注文書ファクタリングの質問について、分かりやすく回答・解説します。

注文書ファクタリングは個人事業主でも利用できますか?

個人事業主でも利用できるファクタリング会社は存在しますが、市場全体としては法人向けサービスが中心となっています。

個人事業主は法人と比較して公的な信用情報が少ない傾向にあるため、審査では「売掛先の信用力」や「過去の取引実績」がより一層重視されるのが特徴です。

そのため、申込を行う前には、そのファクタリング会社が個人事業主に対応しているか、事前に確認しておきましょう。

注文書ファクタリングの審査では何が見られますか?

注文書ファクタリングの審査では、主に注文書の信頼性、売掛先の信用力、過去の取引実績、利用者の納品能力、納品予定日、そして入金予定日など、多角的な項目が確認されます。

審査をスムーズに進めるためには、基本契約書や見積もり書、発注メールの履歴、過去の入金履歴(通帳のコピーなど)をあらかじめ用意し、取引の実態を客観的に説明できるようにしておくことが重要です。「審査なし」で利用はできないため、必要な資料をしっかりと整えてから申込をしましょう。

注文書ファクタリングの手数料は高いですか?

結論から言うと、注文書ファクタリングの手数料は、一般的な請求書ファクタリングと比較して高くなりやすい傾向にあります。

その理由は、納品前の段階で現金化を行うため、最終的な売掛金が確定しておらず、ファクタリング会社が負う未回収リスクが大きくなるからです。

利用を検討する際は、手数料の割合だけでなく、手数料を差し引いた後に実際に入金される金額や、案件全体の利益がどのくらい残るかを事前にシミュレーションして判断してください。

注文書があれば必ず資金調達できますか?

残念ながら、手元に注文書があっても必ず資金調達ができるとは限りません。

注文書に記載された内容が不明確であったり、売掛先の信用力が低かったり、納品までの期間が長すぎたりする場合、あるいは初回取引で過去の実績が全くない場合などは、審査が難しくなることがあります。

もし注文書の段階で資金調達が難しいと判断された場合は、無理に契約しようとせず、必要に応じて納品後に請求書を発行してから、通常の請求書ファクタリングを利用する方法も検討しましょう。

注文書ファクタリングと請求書ファクタリングはどちらがよいですか?

どちらが良いかは、資金が必要になる「タイミング」と「コスト」によって異なります。

材料費や外注費の支払いなど、どうしても「納品前の段階」でまとまった資金が必要な場合は、注文書ファクタリングが有力な選択肢になります。 一方で、手数料の安さや、選べるファクタリング会社の多さを重視するのであれば、納品・請求書発行後の通常の請求書ファクタリングを選んだほうが良い場合があります。

資金が必要となる具体的な時期、手数料コスト、及び審査の通りやすさの3つのバランスを比較したうえで、自社に最適な方法を選んでください。

まとめ|注文書ファクタリングは審査・手数料・代替策を比較して選ぼう

注文書ファクタリングは、受注後及び納品前の段階で資金調達ができる非常に便利な方法です。特に、案件が本格的に開始する前のタイミングで、資材費や外注費、人件費などのまとまった先行費用が必要になる事業者に向いています。

一方で、すでに金額が確定している通常の請求書ファクタリングと比較すると、審査が慎重になりやすく、手数料も高めに設定されやすいというデメリットもあります。

利用を検討する際には、以下のポイントを事前に必ず確認しておきましょう。

  • 注文書に記載された内容の明確さ
  • 売掛先の信用力
  • 審査に必要な書類の準備(見積もり書や発注メールなど)
  • 手数料コスト、入金時期
  • 契約方式(2者間、または3者間)

もし注文書の段階で条件が折り合わない場合は、無理に利用を決めず、納品・請求書発行後の通常の請求書ファクタリングへの切り替えや、取引先への支払い条件の交渉、銀行融資(借入)などの代替策をあわせて検討することが大切です。

「自社にどの方法が最適なのか分からない」「注文書段階での調達が難しく、今後の資金繰りに不安がある」という方は、ぜひ一度財務再生支援センターへご相談ください。

注文書段階では対応が難しいケースであっても、請求書発行後の即日現金化のサポートや、貴社の状況に合わせた最適な資金繰りのご提案・相談対応を随時行っています。

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参考URL

※2026年8月時点の各社公式サイト情報

① 財務再生支援センター https://zaimu-saisei.co.jp
② アクセルファクター https://accelfacter.co.jp
③ CashN https://cashn.jp
④ BESTPAY https://best-pay.jp/
⑤ GMO BtoB早払い https://www.gmo-pg.com/lpc/hayabarai/